暗記中心の勉強で伸び悩んでいる中学生へ
前回からの続きとなります。高校の入試や学校の定期テストもすべ
てに平等です。同じ問題がでるからここだけ勉強すればいいんだと
か、楽して点数とろうとか、楽をして高校に入ろうとかを考えるので
はなく努力して頑張った分だけしか点数はとれないし、頑張った分だ
けの高校にしかいけません。
数学の問題をやらせると、問題とにらめっこしているだけでうなっ
ている生徒がいます。これではいつまでたってもできません。空所に
式を書いたり、図を書いたりして考えて間違えながら自分の頭で解い
ていくことが勉強ができるようになる一番の近道となります。
テレビを見ながら漢字の練習をやっても、ただ指の運動をしてい
るのと一緒で辞書で意味を調べてノ-トに練習していくと記憶に残り
ます。英単語を覚えるのに、教科書ワ-クに記入して覚えても、テス
トが終わるとすっかり忘れてしまいます。ヒアリングを耳で聞いて、
口で話して教科書を読んで、手で書いて覚えれば頭の中に定着しま
す。勉強には記憶のやり方・仕方があります。自分で考えながら取り組
んだものしか定着しないのです。