2020.6.20 川崎プラザだより~子どもの学び、また家で?
川崎市内の小・中学校が6月15日よりほぼ通常登校となり、「給食」も再開されました。ただ、様々な学校行事が中止や縮小を余儀なくされ、中学校の部活動再開もこれからですが、まずは順調な滑り出しと言えるでしょう。
さて、新聞のある記事に驚愕しました。『子どもの学び、また家で?』・・・【教科書の2割「授業外で」文科省通知】。要は休校期間の学びの遅れを取り戻すため、学校の授業外での学びを通知したとの記事ですが、うがった見方をすれば、学校だけで遅れを取り戻すことは難しいので、その分の補完を家庭でして欲しいとのことなのでしょう。うすうすは感じていましたが、
「やっぱり!」
というのが正直な感想です。乱暴な言い方をすれば、“まる投げ”ですね。また、記事中のインタビューで子どもを持つ家庭の主婦からは、「塾へ行っていない家庭は、家でやるしかないのか。」と嘆いているとのこと。
私たちの教室は、“塾”ですから少々複雑な気持ちにもさせられますが、通っている子どもたちの学びをしっかり守ってあげることが我々の職責と捉えています。よって、困っていたらいつでも訪ねて来て欲しいと心から願っております。是非我々といっしょに学びを取り戻しましょう。