Z-NET SCHOOL 新検見川プラザ 塾便り 2025年10月
Z-NET SCHOOL 新検見川プラザ 塾便り
2025年10月
秋分の日が過ぎ、日が落ちるのが早くなってくると、肌寒さを感じるようになってきますね。10月はそんな季節の変わり目で、気温の変化で体調を崩しやすくなるので、暖かいときでも上着を用意して、急に寒くなっても大丈夫なようにいつも準備しておきましょう。
2025年の10月6日は「十五夜」です。前回は「十五夜」についてお話ししましたが、(前回のブログをご覧になっていない場合はぜひ前回と合わせてお読みください)他にも日本には「十三夜」(じゅうさんや)と「十日夜」(とおかんや)というお月見にまつわる風習があるのです。実は十五夜と十三夜のどちらか一方しか見ないことを「片見月」(かたみつき)と呼び、縁起が悪いこととされています。なので、せっかくなら両方の美しい月を楽しんで豊かな実りの秋に感謝をしたいものです。
今回は日本ならではの風習「十三夜」と「十日夜」についてご紹介します。
「十三夜」は「後の月」(のちのつき)とも言い、旧暦の9月13日の夜に見える月のことを指します。数字の上では十五より少ない十三ですが、実際は「十五夜」よりも後のことなので間違えないようにしましょう。
「十五夜」の約一ヵ月後に巡ってくることから「のちのつき」と呼ばれています。またお供え物として旬を迎える栗や豆をお供えすることから「栗名月」「豆名月」という別名もあります。
「十五夜」は中国から伝わった風習であるのに対して、「十三夜」は平安時代に日本で始まった独自の風習と言われています。少しだけ欠けた月に赴きを感じ、その風習を愛でるという日本人ならではの感性が生んだ文化なのかも知れません。
過ごし方は「十五夜」と同じように月が見える場所にススキを飾り、13個(または3個)の月見団子や、栗、柿、豆(旬のもの)などをお供えして、美しい月を眺めます。
なお2025年の「十三夜」は11月2日です。
「十日夜」は旧暦の10月10日に行われる、収穫を祝う行事です。田んぼの神様が山へお帰りになる日とされています。この一年の実りに感謝し、来年の豊作を願う「秋の収穫祭」です。
「十日夜」の風習として代表的なものは「わら鉄砲」と呼ばれているものです。子どもたちが束ねた藁で地面をたたきながら「十日夜、十日夜、てんつくぼーを祝わねば、大根の根っこがちぎれちゃう」などと歌い、土地の神様を励ましたり、作物を荒らすモグラを追い払ったりするものです。(モグラを驚かせて追い払うために、地面を叩いてまわります)
お供え物には、餅やぼたもち、おはぎなどを用意します。この日に餅を食べると健康に過ごせると言われています。
現在では、新暦の11月10日に「十日夜」を行う地域が多いようです。今年の「十日夜」は11月2日です。
「十五夜」「十三夜」「十日夜」の3日間とも晴れて月が見えることを「三の月見」(さんのつきみ)と呼び、とても縁起の良いこととされています。
今年の「十五夜」は10月6日ですので、今年は「三の月見」にチャレンジしてはいかがでしょうか。
さて、学校は10月の半ばから後期が始まります。後期は授業が駆け足になるところも多く、前期と比べてスピードが増す場合も少なくありません。
授業で理解しきれないまま次の単元に進んでしまうと、これからの単元も理解しにくくなってしまうこともあります。
Z-NET SCHOOLでは予習・復習をバランスよく行うことで、学校の授業で躓くことがないようカリキュラムが組まれています。さらに、生徒ひとりひとりの理解度に合わせて授業を進行していくので確実にチカラをつけていくことができます。
授業の体験はいつも行っておりますので、学校の成績に不安を感じる保護者の方も、さらに成績を伸ばしたい保護者の方も、お気軽にお問合せください。
「Z-NET SCHOOL」はさまざまな保護者のニーズに合わせていく、個別指導学習塾です。