祖師谷プラザからのお知らせ 中学受験
小4女子が
「先生！シュシュなかったですか？」
「えっ！シュシュ！？どこに忘れたの？」
「分かりません／もしかしたら道端に落としたのかも知れません」
「そうか／教室には無いよ」
「そうですか／じゃ仕方ないです」
「もしあったらとっておくから。。。」
「お願いします」
結局シュシュはありませんでした
「やっぱり無かったよ
「そうですか！わかりました／またお母さんに作ってもらいます」
「これもお母さんが作ってくれたんだ！」
嬉しそうに見せてくれます
小さなぬいぐるみ
ポシェット
色々なものを作ってくれるようです
それらをいつも私に見せてくれる、お母さん大好き少女です
先日お母様との面談で
「先生、実は中学受験しようと思うんです／急なんですけれど」
「そうですか！本当に急ですね／今まで受験は考えてませんでしたよね」
「はい！娘もやる気になっているので宜しくお願いします」
突然のお申し出に少しびっくり
「丁度良かったです／4年生のうちに受験する学校の方向性は決めましょう」
「分かりました」
（都立、私立、中高一貫校、女子校、共学佼、大学付属校等々）
面談は資料をお渡しして終わりました
後日本人に直接訊きました
「○○さん中学受験するんだよね」
「はい！」
「そうか！じゃこれから難しい問題にもチャレンジして頑張ろうね！」
「はい頑張ります！！！」
「ねぇねぇ、どうして受験しようと思ったの？」
「お母さんと話していて、お母さんと同じ会社に入って仕事したいんです」
「なるほどそうかそうか／それはいいね／すごい！」
「そのためには頑張って勉強しないといけないと思って」
「そうだね！頑張ろう！／○○さんなら大丈夫／もっと厳しくするけどいいかな！！？？」
「分かりました！！！」
「宿題ももっと沢山出すぞ！」
「え～！本当ですか」
「勿論本当！！！」
「。。。。。。」
お母様の方から受験を言い出したわけではなくて、○○さんが自分の意志で決めたようです
所謂やる気のスイッチがＯＮになったんですね
こどものやる気のスイッチがＯＮになる要因には
「外発的動機付け」と「内発的動機付け」があります
「外発的動機付け」は、皆さんもご経験があるかもしれません。
たとえば、
テストで100点取ったら買ってもらえる
お手伝いすればお小遣いをもらえる
などです。
このように、外発的動機付けは報酬でこどもにやる気を起こさせようとするものです。
つまり、「動機付け」を外部からの誘因によって行うので「外発的」動機付けになります。
外発的動機付けは、手っ取り早く子どものやる気を出させることには有効です。
長続きするかどうかは分かりません
一方「内発的動機付け」は、自分の内面にある心理的な欲求から行動する意欲をもつことを言います。
興味があるから
楽しいから！
好きだから！
などの自発的な理由で行動し、行動そのものに喜びや満足を感じるものです。
こどもが好奇心を持つことを尊重し、すぐに答えを与えるのではなく「なぜだろう？」「どうして？」と一緒に考える機会を持つことがポイントです
「自分で気づく」「自分で発見する」喜びを体験することで、主体的に考える力が養われます。
得てして、ご褒美でやる気を出させよう！と思いがちです
これが決して悪いこととは言えません
時には必要ですね
でも
こども自らが興味関心をもってやってみたい！やってやろう！と思ってくれたら最高です
お母さん大好き少女○○さんは、
お母さんと言う最高のモデルがあることもそうですが、何より一緒に考える環境があることで頑張ろう！と言う気持ちになったのだと思います
志望校はまだ決まっていませんが、精一杯の応援をしたいと思います
「○○さん！カチューシャだったらあったけど
「それ私のではありません」
「。。。。。。」
お蔭様で昨年度も
中学受験での成果が出ています
今年度も次の年度も皆が合格できるよう気を引き締めて頑張ります
今年もあと２ヵ月
冬期ゼミ、冬期講習の定員も埋まりつつあります
受験生はあと３か月で本番
体調管理に留意して乗り切りましょう
お問い合わせ等は直接
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教育相談も大歓迎です
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祖師谷プラザ
担当：土橋（つちはし）
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