池上プラザ | 個別指導のZ-NET SCHOOL(ゼィーネットスクール)

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丸になる文・わかりやすい文

小6のKくんは、学力はあるはずなんですが、なかなか結果に結びつきません。
例えば、

『キャンプをしていて焚き火の火を大きくするにはどうしたらいいでしょう』という理科の問題。
Kくんの解答は
「下から風を送る」   …できません(^ ^;)
以前、筒の中のろうそくをよく燃やすにはどうしたらよいかという問題があり、それを思い出したのだそうです。
筒は下に隙間をつくることはできますが、焚き火はできないよ~と言われるまで、答えの間違いに気付きませんでした。
また、先日の国語での問題。
人に踏まれても力強く成長する雑草についての詩の問題で、『作者がどんな情景に感動しているか』という問いへの解答は
「雑草が伸びている様子」…そうなんだけれどね、と。雑草がどんな風に伸びていることに感動しているかを答えてほしいのです。

ところが、口頭での説明を聞いてみると、
「前の問題を覚えていたからその答えを書いてみたんだけれど、風を送るといいことは分かってた」
「雑草が伸びるような文が繰り返し出てきているから、雑草がすごいことが分かった」
きちんと答えてくれるではありませんか!
読み取りができていないわけではないのです。
ただ、文章で解答する時の表現が足りないために丸をもらえないのです。よく説明を加えれば分かるのに、言葉が少ないためにに丸なる文章にならないのです。
先日の大田区の学力テストでも、4教科に渡って記述問題ができなかったことで明白でした。

それでも、そろそろ中学校の勉強も意識しているせいか、テキストのノートまとめをするときも
「ここがポイントでいいですか?」きちんと確認してくれます。
記述問題の解答に「もう一言付け加えて」とオーダーすると、問題の内容をよく読んでくれます。
あれだけ面倒くさいと言っていたノートまとめが、ずいぶんすっきり分かりやすい文章になりました。
ただ、あまりにもまとまりすぎて、時々Kくんしか解読できない内容になってしまったりすることもあるのですが。

Kくんの自分ノートが今後も楽しみです。
それから9月のテストでは、ぜったいに点数アップしようね!!