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祖師谷プラザからのお知らせ 漢字・気づき

新しい学年での生活にも慣れてきた新緑の季節
突然
漢字ドリルを片手に
「先生!先生!」
「うん!どうした!どうした!」
「これこれ!これ見てください」
「どれどれ」
ドリルを見ると
【信】は九かく
【辞】は十三画
と書いてあります
(この違い、おわかりですか?)
「こっちは かく で、こっちは 画 になってる」
「なるほどなるほど/凄いな/いいところに気づいたね!!!!」
「何で かく と 画 なんだろう?」
「そうだね、何でだろうね」

そもそも【画】、は2年生で習います
ただし読み方は【が】
図画工作の が、ですね
【かく】という読み方は4年生で習います
(因みに世田谷区の国語教科書は光村図書です)
教科書35ページの,『漢字辞典の使い方』の学習でこの【かく】、を習います
ですから
4年生で『信』を習う時にはまだ、【画】の【かく】という読み方は習っていません
【辞】を習う時に(漢字辞典)【画】を【かく】と読むことを習うのですね

実際に教科書を見ながらこどもたちと確かめました
「そうなんだ、そういうことか。。。」
「そういうことなんだね」
みんなですっきりです
この気づきは今日の学習のホームラン王!!
本当にいいところに気づいてくれたと思います

毎日、毎日こどもたちの気づきを応援できれば最高です

小学校の漢字学習について少し確認しておきます
教育漢字や常用漢字という言葉は、耳にしたことがあると思いますが、常用漢字は「一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」であり、教育漢字は、常用漢字のなかから、小学校6年生までに学ぶ漢字として定められたものです。
教育漢字の現在の数は1006字です。学年ごとに学ぶ漢字を分けた「学年別漢字配当表」というものがあり、1年生は80字、2年生は160字、3・4年生は200字、5年生は185字、6年生が181字となっています。
小3・4年生が最も多いのは理由があります(いずれ改めて触れたいと思います)。
そして、大阪の「阪」や熊本の「熊」など、都道府県名に使われている20字が小学校の必修となり、1026字です。ちなみに教育漢字が現在の数になったのは1989年で、1958年当時は881字、1977年は996文字でした。昔の小学生のほうが、覚える数で比べれば多少は楽だったようです。
そして
当該学年に配当された漢字を読むこと、前の学年に配当された漢字を書くことを身に付けるよう指導することとされています。

以上が漢字学習の本当に大まかな内容です

実は私
配当の基準が良く判りません
なぜって?。。。
例えば

手、足、耳は1年生
指は3年生

鳴くは2年生
泣くは4年生

梅は4年生
桜は5年生

返は3年生
借は4年生
貸は5年生

高は2年生
低は4年生

単は4年生
複は5年生

夫は4年生
妻は5年生
婦は5年生
等々

う~ん
上記の例で、
セットで覚えたほうがいいような気がするのですが
学年を越えて配当することの効果ってどうなんでしょう
あくまでも個人の意見です

文字を3種類持っているのは日本だけ
誇っていいのではないでしょうか
日本人は皆、見事に使い分けています
凄いですね
更に漢字は『訓読み』『音読み』があります
ますます凄いですよね
(もし高速道路で標識が漢字でなかったら!と思うとぞっとします)
ご家庭で(家は2年生、庭は3年生)おこ様の学年で習う漢字は何かな。。。
なんて教科書を見てみるものいいかもしれません
因みに中学校では1110字を学習します
3年間でです
小学校のうちに漢字への興味を持てるよう工夫が必要ですね
基本は
文字⇒言葉⇒文章だと思います

 

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