ガンバレ新受験生
Ｙ君は6年生になって、中学受験に挑戦したいと塾に来る回数を4回に増やしました。
お母さんが心配したことは、Ｙ君は今まで夕食の時間も早く、9時過ぎには寝ていました。それが5時半から7時50分までの授業になるので、ちゃんと集中できるのかということでした。
お母さんの心配した通り初回の日は7時を過ぎたころになると、落ち着きがなくなってきました。もちろん今までとは違い難しい問題にチャレンジしているということもありますが、一番の原因は生活のリズムが変化したことだと思われます。
お母さんがお迎えに来るたびに授業の様子を「今日はこんな感じでした」とお話すると、お母さんも「家ではこんな感じです。」と話してくれます。
心配するお母さんに少しでも教室の様子がわかるように心がけています。
初めのころY君は、受験を目指す勉強に打ちのめされ、弱気になったり、愚痴をこぼしたりという状態でした。
ところが根が頑張り屋で負けず嫌いな彼はあきらめることはせず一生懸命問題に取り組みました。そのうち自分で解ける問題が1問、2問と増えてくるとすごくいい笑顔をするようになりました。
我々の心配とは逆にどんどんと成長していくＹ君にお母さんも私もホッと胸をなでおろし、「ガンバレ新受験生！」と心の中で応援している毎日です。
これから来年の2月までこうした日々が続きます。この笑顔が何度も出るように、また何度も見られるようにY君をしっかりサポートしていきたいです。
