西船橋プラザ 「勉強の向き」
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勉強はしているんだけどテストの点数がよくない。
どうして?
よく聞く話です。
どのような勉強をしていたか詳しく聞くと、大体「勉強の向き」が
よくないという結論になります。
テストで成果を上げるためには一定量以上の努力が必要ですが、
それは、陸上の100メートル競走のように、ゴールを目指して進む
スタイルの努力です。
そのゴールに到達できれば、目標としていた点数が取れます。
陸上の100メートル競走ではみなゴールに向かって真っ直ぐ走ります。
テストでいまいち成果が出ていない人は、斜めに走ったり、ジグザグに
走ったり、立ち止まったり、逆走したりして、結局ゴールにたどりつけない
まま、テストに臨んでいるのではないでしょうか?
ゴールに向かって真っ直ぐ進む勉強は、かかる時間が少なく、それでいて
結果も伴うわけですから、塾としても推奨しています。
しかしながら実は、そのスタイルにストレスを感じ、自分のやり方から抜け
出せない生徒も、かなりいます。
その場合、ゴールに対して真っ直ぐではない向きに進むことになる
ので、勉強時間はかなり必要です。
ただ、だいたい自分の好きな勉強や自分が出来る勉強を優先するので、
それをしている間は、ある程度長時間の勉強も可能です。
するとそれを根拠として、「自分は十分に勉強をしている」と錯覚をします。
はたから見ても、「一生懸命勉強している」ようには見えます。
ですが、ゴールに向かって真っ直ぐ進んでいないので、必要な勉強には
足りていない(好きなこと、出来ることしかやっていない)ことがほとんどです。
この様な話をして、
「なるほど分かりました!」
と、こちらが意図するような学習に変わってくれればいいのですが、
いくら良いからといって、正論を押し付けるようなやり方では、反発
したくなるのが世の常です。
ですからその生徒の個性や現状を慮って、どのように声をかけ指導を
するか・・・
ここをポイントとして日々奮闘しています。