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西船橋プラザ 塾長通信 「わが子への期待」

西船橋プラザ 塾長通信 

「わが子への期待」

 

先日、テレビ番組である芸能人の方が

子育てに関する悩み相談をしていました。

わが子に何かを教えるとき、つい力が入り過ぎて

しまい、本人が嫌がっているにもかかわらず、

かなり長時間の指導をしてしまう

口調も強くなってしまうようです。

普段は穏やかな性格の方のようですが、

こと「わが子」となると

「出来るようになってもらいたい!」という

気持ちが強くなりすぎてしまうとのことでした。

 

 

これは、多かれ少なかれほとんどの保護者の方に

思い当たる節があるのではないでしょうか?

 

わが子への期待の表れですから、あって当然だと

思いますが、過度な期待は子どもの心を

深く傷つけることもあります

 

その一例として、

子どもが保育園・幼稚園~小学校低学年の頃、

国語や算数の問題で解けないところがあると、

激しく叱ってしまうことがよくあった、

とおっしゃっていたお母様がいました

子どもはおとなしくおっとりした性格。

母の叱咤を受け止めきれず、

心を閉ざし、しっかり話を聞かない

ことで自分を守るようになっていきました

 

それによってお母様の怒りに拍車がかかっていきます。

 

見かねたご主人が、「勉強は学校と塾に任せて、

成績が悪くても一切言わないようにしなさい

と忠告したそうです。

 

お母様はそれを言われるまで、子どもが心を閉ざし

てしまうほど厳しすぎる自分に気付けませんでした。

 

どんなに勉強が出来なくても何も言わない!」

と自分の中で決心した途端、

つき物が落ちたように気持ちが楽になったそうです。

 

 

生徒としてお預かりした当初は

字が乱雑で何を書いているか読みとれず、

国語も算数もほとんどの問題が出来ない状態でした。

 

しかし、叱ったりせず、

よい所を見つけてほめるように心がけ、

信頼関係を築けるように気をつけながら

ゆっくり指導しました。

 

また、お母様はもともと明るく気さくな性格の方

なので、家庭内の雰囲気が改善されていき、

萎縮していた生徒の心も回復へ向かいました

 

6年ほど時間はかかりました

 

傷ついた心の回復には時間が必要でしたが、

勉強面も改善が見られ、

今、親子関係は極めて良好です。

 

家庭内で勉強を教えてあげることは、

普通ずっとは出来ません

 

小学校低学年までは自信満々で教えていたのが、

小学校高学年頃からだいぶ怪しくなり、

中学・高校内容の指導となると、お手上げ

というのが一般的だと思います。

 

学習塾は、学習指導によって生徒の学力を伸ばす

ことを目指し、適度な距離感をもって

成長をサポートする場所です。

 

ご家庭で学習指導の助力が必要と思ったときに、

声がかかる、選んでいただける塾でありたい

と思います。

 

Z-NET SCHOOL では、

自立学習力の育成をしています!