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西船橋プラザ 塾長通信 「 『 わかる 』 と 『 できる 』 」

「わかる」と「できる」の間には大きな壁があります。

しかしながら、小学生のみなさんは、それに気付いていない人がちょっと

多いような気がします。

分からないことを教えてもらうことが勉強の大部分だと思っているのかも

知れません。

しかし実際は、教えてもらったことを活用して、問題を解ける(できる)

ようになることの方が重要です。

そしてそれには、それぞれの状況に合わせて、必要なトレーニングを

しなければなりません。

 

 

話を分かりやすくするために、スポーツに置き換えてみましょう。

 

例えば野球で、

「ピッチャーがボールを投げてくるから、バットでそのボールを

打ち返してください。」

そう言われて、何をすればいいかはわかると思います。

 

しかし相手のピッチャーは、すごく速い球を投げてきたり、鋭い変化球を

投げてきたりします。

 

それに対応するために、

「バットを少し短く持って、コンパクトに構え、脇をしめて、ボールに

対して最短距離でたたきつけるようにバットを振りなさい。」

と、具体的に細かく教えてもらったとします。

 

それを「はい、分かりました。」

と言うだけで、練習をしないで試合で打てるでしょうか?

 

 

話を勉強に戻しましょう。

教わったことを、「分かった、分かった、もう分かったから。」

と言って、トレーニングをおろそかにして、テストで間違っている人は

いませんか?

そして間違ったことを、「分かっていたんだけど、うっかりしただけだ。

たいしたことではない。」と思っていませんか?

 

それが変なことだということが、さっきの野球の話に照らし合わせると

理解できると思います。

これをきっかけに、勉強に対する心構えの改善につながるとうれしいです。