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西船橋プラザ 塾長通信 「大人の常識・子供の常識」

Z-NET SCHOOL西船橋プラザでは、塾内での様子・学習の

状況報告や、意見交換などを主な目的として、定期的に

保護者様と面談を行っています。

その場においてよく話題に上がるのが、

 

「問題をよく読んで考えればわかるはずなのに、

うちの子は読解力が不足しているのではないか。」

 

「何度も説明をしているのに、同じミスを繰り返したり、

問題に取り組むことすら出来なかったりで、うちの子は

理解力が乏しいのではないか。」

 

といった、保護者様のご不安です。

 

その時、私が経験上お話させていただく内容が、大人の

常識と子供の常識のギャップについてです。

 

保護者の皆様は、色々な経験・体験を経て今日の常識を身につけて

いますが、小学生・中学生くらいの年齢では、まだまだ身について

いない常識もたくさんあります。

そしてかれらは彼らなりの常識に従って行動をしています。

その常識は、大人からみれば非常識で、論理性に欠けることも

よくあります。

 

例えば算数の文章問題を解くとき、「めんどくさそうだな。」、

「難しそうだな。」と感じたら、すぐ「わかりませーん」と言ったり、

解くこと自体を放棄して、フリーズしていたり、鉛筆や消しゴムで

遊びながら状況の変化を待つ、というのが一般的な子供の常識です。

 

そう言われて驚く方も多いと思います。

しかし現実問題として、そのような言動・行動をとるのが当たり前

だと思っている子は多いです。

そして、子供たちに悪気はありません。

ですから頭ごなしに正論を振りかざしても、反発がきたり、聞く耳

を持ってもらえなかったりするわけです。

 

子供たちが「問題をよく読んで考える」ようになるには、それが

常識でその方が良いという「理解」と「納得」が必要です。

 

「説明されたことを理解し、問題を解決するヒントとして役立てる」

ようになるには、その説明が「重要」であることを「認識」させ、

「聞く価値がある」と思わせることです。

 

これを省くことで、子供たちが「大人の常識」を押し付けられた、

と感じてしまうと、事がどんどんこじれていきます。

 

ですからこのようなギャップの存在に気づき、どのように声をかけ

導いていくかが、この場合の最も大事なポイントになります。

 

そこで、「まだ、知らないのかもしれない」という観点もぜひ

お持ちいただいて、「怒り気味ではなく、やさしい気持ちで

教えてあげる、という接し方も試してみてください!」

ということを保護者様には提案させていただいております。

 

西船橋プラザに通っている生徒たちは皆、真面目でいい子ばかりだと

私は思っています。