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【大森プラザ通信】日本のことわざ・世界のことわざ

先日ある新聞に“世界のことわざ”に関する記事が掲載されており、興味深く読みました。ことわざは日本に限らずに世界中で現在にも伝わるものであり、日本では《覆水盆に返らず》が英語では“水”ではなく、“ミルク”を用いて《It is no use crying over spilt milk.》、「一度失敗したことは取り返しがつかない」との意で表されます。ことわざいいかもと通常は個別指導授業をグループ授業で日本のことわざ・世界のことわざを学習しました。いや、ふれたというのが正確かもしれません。

受験生は出題項目にありますので覚えておく必要性がありますが、普段の生活や日常会話に出てこないことわざにどれくらい興味を持ってくれているのかが逆に興味があります。

グループ授業は学年を問わずに自由発言の場ですので《かわいい子には旅をさせよ》ではどこへ行くの、今は旅行はやめておいた方がいいかも、行くなら家族全員がいいな、《住めば都》は不便なところはコンビニないよね、YOU TUBEはみれるかなとの色々な感想や解釈が飛び交いました。読書好きの小学3年生の女子生徒からこの前読んだ本に出てきましたとの発言もありました。プラザを出たら忘れてもかまわないのです。“ことわざ”の扉を今日開いたことが何よりも大切です。これからの人生において必ず耳にする機会があると思います。

ふと自分の小学生の頃を思い出しました。長嶋茂雄に憧れて野球を始めた少年がずーとヒットが出ずに落ち込んでいた時に息子以上に大の長嶋ファンで無口な父親が『天下の長嶋さんでもなかなかヒットが打てない時があったんだ。だからしっかりやれ。』と言ってくれました。偶然でしょうか、例文の(1)は《猿も木から落ちる》でした。今は亡き父親を思い、《かえるの子はかえる》かと例文(3)と全員で音読しました。