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祖師谷プラザからのお知らせ ネットリテラシー よのめ

よのめ
先日、小四女子の国語の授業でのこと
物語の読解です
本文に、
【わたしは今、左目に よのめ を出しています・・・かたほうの目が使えないだけでも不自由なものです】とあります
「先生!よのめってなんですか?」
「よのめ!う~ん、目のできものかな?ものもらい!」
「ふ~ん、ものもらいか・・・」
「そう、眼帯って知ってるかな?」
「なんですか、それ?」
「え~と、こんな感じの、目を保護するやつ、見たこと無いかな」
手振りで説明→「こんな風に耳に掛けてさ・・・」
「え~、見たこと無いです」
「そうか!じゃ、辞書引いてみよう」
『夜の目』→夜も寝ないで、とあります(三省堂 新明解国語辞典)
おっと、余計分からなくなってしまった
本文の内容とまったく合わない
これじゃ○○さん余計混乱してしまう

眼帯
そういえば最近殆ど見かけないですね
電車の中(3路線乗り継ぎで通勤)で眼帯なんてしている人はいません
昨日も、今日も
いやいやそういえば本当に最近見ないです
ものもらい(に限らずこの類の目の病)が無くなってしまったかのようです
私がこどものころは、ものもらいって普通にありました
何故でしょうね・・・

結局よのめが曖昧なまま何とか正解を導き出してその日の授業は終了しました
次の授業
「○○さん、よのめって大丈夫?眼帯って大丈夫?」
「あぁ、そういえば・・・」
「そうかそうか、実はよのめって方言でした!青森の!やはりものもらいのこと!」
ここでネットで一緒に調べることに
ものもらいと眼帯
みごとに出てきますね(当たり前)
それでも
「あぁ、なんか見たことあるかも・・・」
という反応でした

国語辞典はあくまでも標準語しか載っていません
考えてみれば、方言辞典があるのですから
しかし
方言かどうかは即座には判断できない時もあります
こんな時
ネットは本当に便利です
簡単に何でも調べることが出来ます
ですから、ネットリテラシーが本当に大事と痛感しました
ただ、使い方を間違うと大変なことになってしまいますが、今の時代ネットを上手に使いこなして必要な情報を効率よく得ることが大事!と、こどもと一緒に勉強する中で改めて感じさせられた日でした