祖師谷プラザ | 個別指導のZ-NET SCHOOL(ゼィーネットスクール)

お問い合わせ
0120-86-4330

ご質問・ご相談受付中 携帯電話からもOK

祖師谷プラザからのお知らせ 一次方程式 移項

台風一過
晴天に恵まれて・・・と思いきや
週末にまたまた雨、雨、雨
心が痛くなります
教室も一日休講となりました

今週、中学一年生の文字式の計算から、一次方程式までの学習をしました
分数になっていたりすると、とまどう生徒が多いようです
文字式の計算では、
▼加法・減法では普通に通分して計算
▼乗・除ではそのまま計算(除法は逆数をかける)
小学校の時は普通に難なく出来ていたのに・・・?
と、ここで、なんで出来ないの?!普通に計算すればいいんだよ!!
と言ってしまってはNG
xやyが分母なのか分子なのか、をしっかり見きわめなくてはいけません
なれてくればそれこそ難なく計算できるのですが
それまではこどもの目線に立って、一緒に考える姿勢が大事ですね

教室では、こどもの席は決まっているのですが、私の机の横に二席分の空きスペースがあります
ここぞとばかり、この空きスペースを占有して離れないこが何人かいます
意欲的に質問して、鉛筆をコリコリ走らせているので頑張っているのですが、その分私の作業(採点等々)スペースがなくなります
「ねえ、ねえ、きちんと自分の席でやろうか!」
「嫌です。ここのほうが落ち着くし、安心できるし、直ぐ質問できるし」
「でもね、ほかのこ(生徒・児童がか)もいるでしょ。独占は出来ないよね」
「はい・・・・」
こんなやり取りがあります
喜んでいいのか、悲しんでいいのか
Z-NET SCHOOLは自立学習の出来るこどもたち!!の育成を目指しています。
これもそのプロセスと思ってどんどん私を利用してほしいと思います^^
そんな中1の生徒が一次方程式を解いています
「移項ってやったよね」
「はい、やりました」
「学校でもやった?」
「はい」
「そう、それじゃどうして移項すると+、―の符号が変わるんだっけ。学校の先生は何て説明してくれた?」
「いいえ、ただそうなるのだから覚えてくださいって・・・」
「そうなんだ」

等式の性質というものがありますね
『左右両辺に同じ数を足しても、引いても、かけても、同じ数で割っても大丈夫』
例えば
5x+11=16
5x+11-11=16-11(両辺から11を引きました)
5x=16-11(左辺は5xだけになり、右辺は左辺の+11がー11のかたちになります)
これが移項ということですね
5x=5(両辺をxの係数5で割ると)
5x÷5=5÷5
x=1
これって知らなくても学校の先生が仰るように単純に覚えればいいかも知れません
しかし、行く行く公式なるものが出てきたり(二次方程式の解の公式等・・・)
した時、原理原則を知っているかいないかで大きく違ってきます
これからは特に暗記したことをアウトプットすることだけではなく、インプットされた情報をどうやって自分なりに消化するか!と言うことが大事です
2020年教育改革に備え、何故?どうして?に拘ってみてはどうでしょう