祖師谷プラザ | 個別指導のZ-NET SCHOOL(ゼィーネットスクール)

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祖師谷プラザからのお知らせ  子どもの気もち

「ねぇねぇ先生!ママに教えてもらったよ、このやり方!」
って元気に・・・
2桁÷1桁の筆算をホワイトボードに、得意げに書いて教えてくれます
「本当だ!!凄いね!ママさん凄いね!」
「こうやって十の位に2を書いて・・・引き算して・・・一の位をこうやってここに書くんだよ!」
このところYさんが以前にも増して、元気に明るく教室にやってくるのはこのせいなんだ!と合点がいきました
来ると直ぐ
「はい、先生!宿題!」って出してくれます
きっとお母さんと、一緒に勉強するのが楽しくて仕方ないのだと思います
小学校3年生なのに2時間みっちり勉強して帰ります
自信が芽生えてきたのか、集中力も本当に目を見張るものがあるんです
質問も凄いんです
「ちょっと待ってね!」って言うくらいです

暫くして
「先生、小さい頃はね、ママと喧嘩になっても私から謝って仲直りしたんだけど、
今はね、なかなか素直に謝れないんだ!」
「どうして?」
「だって、なんか恥ずかしいんだもん」
「え~、何でだろうね」
「わからないけど、恥ずかしい」
「お母さんがかわいそうだよ」
「そうかな・・・」
「うん、だからこれからもしも喧嘩することがあって悪いことしちゃったって思ったら、ペコリ、と頭を下げてあやまってみよう」

「・・・・・塾で先生と一緒に勉強するのも楽しいんだけれど、先生にも楽しいとか、有難うとか言うのやっぱり恥ずかしいんだよ」
「分かった、分かったYさんが一所懸命やっているから!先生メッチャ嬉しいから
大丈夫!!」
誤解を恐れずに言うと
こどもって結構、うそつきです(否定しているわけでは決してありません、念のため)
でもこんな風にいわれると、メッチャ可愛いくなります⇒原動力です

こんなやり取りから、こどもの気持ちを分かるのは難しい、と改めて教えられました
色々サインを出してくれているのを、見逃しているのかもしれません
表面的なことで判断してはいけない・・・と

この仕事
いいことも、わるいことも、きちんと感じとれるよう感性を磨かないといけないです
子どもって、言いたくても言えないことが沢山あるんですね
先ずはきちんと聞く姿勢を持ちたいです
恥ずかしい!って気持ちを分かってあげたいです

みんな、おかあさん、おとうさんにメッチャ有難う!って言いたいんだと思います
勿論、いつもいつも
ご家庭で「ありがとう!!」って素直に言うこもいると思います

こどもから
「先生、有難う」って言ってもらえるよう精進します