祖師谷プラザからのお知らせ 合同
2021/6/8
合同
『お手々の皺と皺をあわせて幸せ』
なんていうテレビコマーシャルがありました
昔の話ですから
歳が知れてしまいますね
「両手を合わせたら幸せ！」
「えっ、何それ？」
「いやいやごめん、みんな自分の両手を合わせたらぴったり重なる？」
「うん！ぴったり重なるよ！」
「ちょっと待って、う～んぴったりとは重ならないかも。。。」
「先生は左手のほうが少し大きい！足も左のほうが0.5ｃｍ大きいんだよ」
「ほら、左手のほうが少し大きいでしょ！」
実際に両手を合わせて見せます
「本当だ」
みんな、もう一度合わせてみると
「本当だ！ぴったりとは行かないや」
「殆ど一緒だけど手相が違ってる？？？」
「つめの長さが違う」
「じゃ、みんなの顔を写真に撮って、ど真ん中から左右に切って合わせたらぴったり重なるかな？！」
「う～ん、重ならない」
「そうだね！右と左はまったく同じじゃないよね！先生もぜんぜん違う」
「と言うことは、両手や顔の左右は合同なんでしょうか？！」
「ちがいま～す！合同じゃありませ～ん」
「そう！！その通りだね！じゃ合同なものって教室の中にある？」
「ノートの左と右」
「このアクリル板同士」
「この分度器とこの分度器」
「三角定規同士、これとこれ」
「洗濯ばさみ」（ノートまとめ時、テキストを挟むために使っています）
「そうだね結構あるね」
もうおわかりですよね
小学5年生の『三角形・四角形の合同』の学習です
中学二年生でまったく同じ事を学習します
勿論小学5年生段階では、証明はやりませんが、三角形の合同条件は学習します
確認しておくと
① 3つの辺の長さ
② 2つの辺の長さとその間の角の大きさ
③ 1つの辺の長さとその両はしの角の大きさ
あとは実際に作図をすることになります
作図で大事なところは、長さや角度を正確に作図することは勿論ですが
分かっている
辺の長さ、角の大きさ
は必ず記入することですね（けっこう忘れます）
この三角形の合同の基本から四角形の合同に繋がっていきます
（四角形は三角形2つが合わさったものです）
ここまで来たら
合同って、重ねたら隅から隅までぴったり重なる形！をもうみんな理解できています
「OK！じゃこの問題！まったく同じ三角形（合同な三角形）を書いてみよう」
双子の写真は本当に瓜二つ
でも合同ではないんでしょうね
そう考えると世の中、『合同』って身近には
そんなに多くは無いのかもしれません
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