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祖師谷プラザからのお知らせ 家庭学習課題

家庭学習課題
今週から漸く学校再開!!とはいっても分散登校です
一日おきだったり、週に2回程度だったり。。。。。
家庭学習課題の多いこと!多いこと!
時間割を決めて算数・国語から音楽・体育まできっちり課題が組まれています
各ご家庭の環境づくり力が大きく問われますね
保護者の方々は、大変な思いでおこ様とともに課題に取り組んでいらっしゃることと思います
学校の先生には【教師用指導書】なるものが存在します
これを見れば、各教科・各単元で何をポイントにどう教えればよいか!全部書いてあります
所謂『教師用あんちょこ』です
これらを各ご家庭で同じように学習することって至難の業です
先日小学校4年生の会員が
世田谷区独自の・・・日本語・・・
の授業での課題を教室にもって来ました

ここでちょっと話題を変えて
昨日の東京都の感染数が28人!
というところを見ると、まだまだ感染リスクが街中にある!と思います
くれぐれも気をつけたいです
教室では感染防止対策の一つとして
基本的なことは勿論ですが
机の配置を全面的に変えています
対面方式を廃止し背中合わせに!
2m以上離れての着座をしています
かえって落ち着くようです
コロナ対策が思わぬ環境改善に繋がっています

さて、家庭学習の課題の話に戻ります
先日小学校4年生の会員が
世田谷区独自の・・・日本語・・・
の授業での課題を教室にもって来ました

先ずは次の詩をご覧下さい

名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ

故郷の岸を 離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)

旧(もと)の木は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる

われもまた 渚(なぎさ)を枕
孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ

実をとりて 胸にあつれば
新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい)

海の日の 沈むを見れば
激(たぎ)り落つ 異郷の涙

思いやる 八重の汐々(しおじお)
いずれの日にか 国に帰らん

島崎藤村の『椰子の実』です
これを読んで次の問題に答えるのです

問題
この詩で第何連が一番印象に残りますか?
そしてその連の情景(心に何かを感じさせる場面)をイメージして書きなさい!

さて、どう切り込んでいけばよいでしょう
考えてしまいますよね

問題に答える前に
① 音読してみる(かなり難しい言葉があります)
② 言葉の意味を理解する
③ 再度音読する(すらすら読めないといけません)
④ 各連の内容を味わう(ちょっと小難しい言い方ですが、自分の言葉で解釈してみる)
⑤ 素敵な言葉、気になる言葉はどれ?
⑥ 最後にもう一度音読
⑦ 歌を知っていればメロディー付きでも良いかと。。。。。
ここまでで一時間以上はかかるかもしれません
その上で先の問題が出来るのではないでしょうか

持ってきた小4のこどもは
第7連と答えました
そして
何万キロもの遠くから次々に寄せてくる波
いったいどこから来たのだろう
自分遠い、遠いふるさとへ帰りたい
帰りたいけれど、帰れない
でもいつの日か
この波のように、何万キロも遠くにあるるさとへ帰れることを信じている

これで立派にオリジナルな解答だと思います

この時期
学校でやるべき内容を各ご家庭でやることになってしまいました
その意味では、これらの課題を教室でやることが寧ろ、Z-NET SCHOO
Lの役割でもあると考えています

どんどん利用して下さい

まだまだ、コロナとの戦いは続きそうです
みんなで乗り越えていきましょう