読解力を上げる⑥夏休みの国語学習
今年も夏休みに突入しました。恒例の夏期集中ゼミが始まります。
集中ゼミで使うテキスト、通称「ゼミテキ」を子ども達は心待ちに受け取ります。
学習の効率化には良きナビゲーターが不可欠ですが、私もこのテキストが大好きです。
極めて薄いものですが、その薄さに反して、多彩なジャンルの良質な文と問題が
ギッシリ詰め込まれ、効率よく学力が付くよう工夫され構成されているからです。
例えば小5国語標準版のテキストの構成はこうです。
★物語文
★説明文
★伝記文
★韻文(詩・短歌・俳句)
★随筆
★論説文
★ことばのきまりと知識(文法)
★漢字の知識
わずか30日前後の夏休み期間に仕上げられるようなページ数に、
これだけの読解問題を網羅しているところが本当にスゴイ!!
すべての文に難度があり、瞬間に次元の高い領域へ誘ってくれます。
外の喧騒から隔絶されて、子ども達と分かち合うこの深淵な時間を
私自身が愛すると共に、学校が休みで落着いた時に取組むことのできる
一時を子ども達も悦ばしく捉えているようです。
(普段ヤンチャな男子諸君も神々しく見えるのが素晴らしい!)
夏休み明けの実力テストを経つつ、子ども達はドンドン変容して行くのです。
次回は、「読解を助ける数学の力」です。