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理科の学習の仕方 その2

理科の学習の仕方にはいろいろあると思いますが、身のまわりに理科の題材はあふれていますから、まずは身近なことから始めてみましょう。

空を見上げよう!

もうすぐ8月が終わり、季節は秋に移り変わっていきます。
秋は『天高く馬肥ゆる秋』と言われるように、空が高くなりますね。

そこで、今回は秋空に浮かぶ雲についてお話をしましょう。

雲は日々空に浮かび、そして消えていきます。
どの雲も同じ形のものはないのですが、そんな雲も形とできる
高さによって10種類に分けられます。

秋の雲の代表は、巻積雲(けんせきうん)です。
いわし雲、うろこ雲などと呼ばれています。
雲は地上の水分が空に上昇してできるのですが、
この巻積雲は氷の粒でできていることが多いです。

晴れて青く、抜けるような気持ちの良い秋の空に見えるこの雲なのですが、
実は前線が移動する前方にできる雲なので、これから(2日ぐらいでしょうか)
お天気が悪くなっていくことが予想できます。
そして、温暖前線や熱帯低気圧の接近時には、この巻積雲が見える少し前に
たいてい巻雲が見られます。
秋のお天気は、移動性高気圧のおかげで、晴れて気持ち良い日と、
雨降りの日が交互にやってくるのが特徴です。
高気圧と低気圧はとなり同士にあって、その間には前線があるので、
秋はお天気が変わりやすくなるのですね。
そんなとき、ふと空を見上げると、巻雲→巻積雲への変化が見えたら、
西のほうから前線が近づいているのだぁと思ってみてください。
2日ぐらいで雨の日がやってきます。
こんな風に雲とお天気と合わせて空を見上げるのはもちろんのこと、
お天気なんて気にしなくても、空に浮かぶ雲をながめるのは何となく
楽しいものですよね。
秋の気持ち良い青空のひととき、是非雲をながめてホッと一息
ついてみてください。こんな理科の学習の仕方もあります。

最後雲の10種類と良く聞く呼び方や特徴などをまとめておきます。

○巻雲:絹雲,すじ雲
高度:上層雲,10000m前後から、15000mぐらいまでのところにできます。
雲をほうきでさっとはいたようなすじが特徴,透き通るような繊細な雲で
この雲自体は雨を降らせることはありませんが、数日後にお天気が崩れる
ことが多いです。

○巻積雲:いわし雲,うろこ雲
高度:巻雲と同じ上層雲です。10000m前後にできます。
細かな雲の塊がたくさん集まってできている雲ですが、その様子が魚の
うろこに似ていたりします。
いくつもの雲の集まりなので、形はすぐに変わってしまいます。
この雲自体は雨を降らせることはありませんが、
この雲が出るとその後2日ぐらいで雨が振ることが多いです。

○巻層雲:おぼろ雲,かすみ雲
高度:上層雲,5000mから15000mぐらいまでのところにできます。
薄いヴェールのような雲で、太陽や月に暈(かさ)を作ります。
空がなんとなく白っぽいときにはこの雲に覆われていることがあります。
この雲がでるとその後、お天気は悪化してきます。

○高積雲:ひつじ雲
高度:中層雲,5000m前後にできます。
巻積雲のように小さな雲の塊がたくさん集まってできています。
しかし、一つひとつの塊は巻積雲より大きく、厚いために雲の底の部分に
灰色の陰ができます。この雲自体は高層雲同様に雨を降らせることは
ありませんが、低気圧を伴っている場合もあり、雲の層がだんだん
厚くなってきたら、お天気は悪化します。

○高層雲:おぼろ雲
高度:2000mから5000mぐらいにできます。
空全体を薄く覆い、乳白色や薄い灰色に見せます。
この雲自体が雨を降らせることはありませんが、乱層雲に繋がっている
ことが多く、すぐに雨が降り始めることも多いです。

○乱層雲:雨雲
高度:2000mから5000mまでにできます。
雲の厚みが厚く、この雲ができるとあたりは薄暗くなります。
たっぷり水蒸気を含んでいるので、雨が降り出す頃には、
雲の下層が灰色になり、弱い雨を長い時間降らせます。

○層積雲:くもり雲
高度:2000mに満たないところにできます。
一年中よく見ることができます。少し厚めの塊が隙間無く畝のように
並んでいることが多く、色は白から黒っぽいものまでさまざまです。
曇り空ですが、意外と層が薄いため雨が降ることは少ないです。

○層雲:きり雲
高度:雲の中で一番低いところにできます。地表に接している
ことも多く、山にかかっていたり、雲海となったりします。
雨を降らせることもありますが、この雨は粒が細かく霧雨などと言われる
ことが多いです。雲の厚みを増して乱層雲に変化することもあります。

○積雲:わた雲
高度:2000mぐらいの高さにできます。
晴れた日によく現れ、青空にぽっかりと浮かぶこの雲の姿は多くの人が
『雲』と言ったら思い浮かべる形です。
この雲は晴れた日の午前中に現れ、夕方には消えてしまうことが多く、
また夏には背が高く発達しますが、秋になって日差しが弱まると
平べったい形になってきます。

○積乱雲:入道雲
高度:雲の底は決して高くありませんが、発達した雲の最上部は成層圏
にまで届くとも言われています。
この雲は、地上と上空の温度差によって発達し、短時間に激しい雨
を降らせ、雷を伴うこともしばしばあります。