苦手の克服は挑戦意識から
今日は、苦手の克服は挑戦意識からです。
今回は、阿佐ヶ谷プラザの中学生2年生のYくんです。
Yくんは文章問題、特に「速さ」・「食塩水の濃度」に関する問題にどうも苦手意識がありました。
授業では「速さ」に関する方程式から取り組みました。
Yくんが「1からやりたい。」というので、小学6年生の学習内容の復習から行いました。
【速さ・時間・道のり】の関係や【分速から時速への単位の直し方】の復習から始めて、その後、方程式に入りました。
まず、図を描いて、穴埋め形式で1つの式を作りました。
何回か繰り返してやっているうちに、Yくんは、「挑戦してみる!」と言いましたが、自力では最後まで解けませんでした。
授業が終わり、「駄目かなぁ…。」と肩を落として帰るYくん。
しかし、次の日、「今日こそは! 先生頑張るよ!」と笑顔で教室にやってきました。
Yくんのノートを見ると、昨日の問題を何回も解き直してきた跡が見られました。
その日、Yくんは、なんとプラザにある「速さ」や「食塩水の濃度」に関する方程式の問題をすべて解きました!
Yくんは、私が授業の中で何回も生徒に言っている
「同じ問題でいいので、帰ったらすぐにやり直しなさい。」
という言葉をきちんと理解して、実践してくれました。誰よりも努力をしたのだとも感じます。
苦手の克服は挑戦する意識から。
そんなYくんも今年は高校受験です。苦手をもっともっと克服して頑張ろうね!!!