いかに興味をもたせるか
今日は、小学3年生のR君についてお話します。
R君は漢字が苦手な少年です。と言うより全く興味が無いようです。
そんなR君の得意教科は理科の生物です。特に昆虫や鳥のことになるとマシンガントーク炸裂です。
変わった虫の名前がいっぱい出てきて、生物マニアといってもおかしくない程なのです。
そんなある日、とても興味深いことがありました。
休憩時間にトカゲの絵を描いていたR君。私にその絵をプレゼントしてくれました。
上手に色分けされた絵の横に「蜥蜴」と漢字で書いてるではありませんか!
私はびっくりして、R君に「蜥蜴なんて難しい漢字が書けるなんて凄いよ。」
と言うと、興味があることは直ぐに頭に入るみたいで「大げさだよ。」
とサラッと返されました。他にも、「蟻」「蜻蛉」「蚯蚓」「土竜」数え切れないほどの難しい
漢字が普通に書けるそうです。
他の漢字にも、いかに興味をもってもらえるか・・・
私にとって大きな課題ができたようです。