川崎プラザ | 個別指導のZ-NET SCHOOL(ゼィーネットスクール)

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2021.9.4 川崎プラザだより~子どもへの対峙の仕方を考える。(再)

長く教室で指導していると、いつものことではあるものの『どうしたものやら・・・。』と頭を悩ませる出来事にたびたび遭遇します。

一番多いのが、いかにして生徒たちの【やる気】を引き出していくか、あるいは【やる気】にさせるかですが、次に多いのが、いわゆる“自己中”の生徒への対峙の仕方です。

昨年も一昨年も同じテーマとして新潮新書の「ケーキの切れない非行少年たち」という本を取り上げましたが、丸いケーキを正しく三等分できない非行少年たちは、『ものごとすべてがゆがんで見えている。』のでそもそも反省ができず、自分たちのしでかしたことをまったく理解できない、つまり、悪いことをしたとまったく思っていない、また【認知機能】が著しく弱い等、さらに、自分が他人にしたことを他人が自分にしてくるのは許せないとの記述です。まさに自己中心的な思考の子どもたちのことをテーマに掲げており、こういった子どもたちはたしかに一定数存在します。

したがって、いかなる手段で“根幹部分”を改善させたらよいか、正直毎日が試行錯誤の状態です。よって、これらも繰り返しになりますが、『学習を指導する。』ではなく『学習の仕方を指導する。』ことを徹底的に追求しつつ、日々子どもたちへ対峙していきたいと思っています。