市川プラザ | 個別指導のZ-NET SCHOOL(ゼィーネットスクール)

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振り返らない主義

昨年12月のことになりますが、プラザにて友達同士で
こんな会話がありました。

「前回漢検6級受けたときの問題集あったでしょ? アレ貸して」
「もう捨てちゃったよ」
「……え、もう?」

確かに合格した級の問題集を見直すことはあまり無いとは思いますが、
結果が出てからほんの1週間ほどの頃。
なんとも思い切りがいいというか切り替えが早いというか。

「もう見たくもないから?」
「そういうわけじゃないけど……」

そこから私も会話に加わってよくよく話を聞いてみると、
彼にとってこれはいつものことなのだそうです。

『そうしないと終わった気にならないから』。
手元から無くなることでようやく”終わった””やりきった”
という実感が湧いてくるのだと。
ですから、解き終わった問題集や前学年の教材などは取っておく
ことはほぼ無く、積極的に処分しているのだと。

なるほどその気持ちは分からないでもない気がします。
得たものは無くなる。一見矛盾していますが、要は食事と同じだと
考えれば自然です。
彼にとってはそれが知識を我が物として「消化する」
(あるいはもっと意志的な意味を込め「昇華する」)ということ
なのかもしれません。まあ推測でしかないのですが。

「がんばってまとめた塾のノートはすぐに捨てないでね」
「いつまでとっておけばいいの?」
「……ああ、うん、思い出になるまで」
「?」
「……あー、わかった。とりあえず先生が預かろうじゃないか」

彼に納得してもらうタイミングで使い終わったノートを活用して見せるのが、私の今後の課題です。